ここ一か月くらい、フィルムの撮り比べを書いてきましたが、ふと昨年10月に行った大山の写真がないことに気が付きました。
現像したフィルムを見返してもないし、未現像のフィルムはひとまとめにしているので、おかしいと思っていたら、冷蔵庫の中に使用済のフィルムを発見しました。
使用済のフィルムは「使用済」と書かれたジップロックの中に保管していたのに、名前の書いていないジップロックの中に入ってました、
たぶん保管する時に「使用済」ジップロックが冷蔵庫の中に無かったんでしょう。場所は同じところなので、気づいても良さそうなものですが。
そんなわけで、季節外れですが今さら大山に行った時の事を書きたいと思います。
金曜の夜。仕事が終わり、家に帰って準備をしてそのまま大山へ。
到着は午前1時。それにもかかわらず、登山口に一番近い駐車場は半分ほど埋まっています。さすが紅葉時期の大山です、みなさんの本気度が違います。
駐車場で3時間ほど仮眠をとってから、午前4時ころに登り始めました。コースは悩んだんですが、夏山登山道にしました。理由は夏山登山道なら、真っ暗でもコースを外れることはないからです。
5合目あたりで、休憩がてら空を見上げると満天の星空が広がっていました。フィルムカメラしか持っていってなかったのが非常に悔やまれます。
久しぶりの登山ということもあり、わずかしか仮眠をとっていないせいかわかりませんが、いつもより足取りが重く、休憩の回数も多くなりました。
そして、ようやく山頂に到着して日の出が観れると思いきや、雲が一面に広がっていました。1時間くらい前まで、雲一つなく星空だったのに。
山頂でご飯と珈琲を胃袋におさめて下山開始。ここまで1枚も写真を撮っていません。
そして8合目あたりまで下りてくると快晴に!何なんすか、俺のせいですか。
そこからは気持ちいいくらい晴れてくれました。
大山は登山者が多いせいか、登山道が比較的整備されていて登りやすいため、地元の小学生も遠足で登っています。
下山後、近くの豪円湯院という温泉へ。
駐車場から徒歩圏内で、まだ出来て数年しか経っていないため非常に綺麗です。
温泉からあがると、大山の紅葉の名所鍵掛峠に。紅葉のシーズンの土日は車両の通行規制があるので行かれる方は注意が必要です。
行ったときは最盛期の少し前だったので、駐車場まで入れました。
もう少し遅い時期だと冠雪した大山と麓の紅葉を一度に収めることができます。大山に登って紅葉を楽しむのももちろん綺麗ですが、紅葉の美しさだけでいくと、この鍵掛峠が一番だと思います。
昨年は大山と京都で紅葉を撮ることができましたが、今年はもっと色んな場所に行って、紅葉だけではなく日本の四季を撮影したいと思います。