毎年、盆休み代わりの長期休暇に海外旅行をするようになって早6年。始めはオーストラリアや南米などに行きましたが、3年前からは安いアジアに行くようになり、徐々に行ったことのない国が減っていくという恐怖を味わっております。
正直アジアは今年で最後かなと考えておりますが、その最後に選んだのがミャンマーです!何があるかはあまり知りませんでしたが、今回は世界三大仏教遺跡の一つであるバガン遺跡に行くことを目的にしました!
いつものように関西空港からの出発だったのですが、直行便がないためクアラルンプールで8時間待ちという素敵な体験をしました。格安航空券の宿命です。
ヤンゴンには翌朝到着し、タクシーで市街に向かいます。ヤンゴンも他のアジア同様交通渋滞が激しいので、時間は要注意です。道が空いていれば40分くらいで到着です。
市街に到着し、お腹もすいていたので、有名なDanuphyu Daw Yee Myanmar Restaurantという食堂に向かいました。
注文方法は陳列されたカレーや惣菜を指さしでオッケーです。ご飯とかスープとかは勝手についてくるようです。
エビカレーとじゃがいものカレーを注文しましたが、とにかく油多めでカレーというよりはカレー風味のアヒージョを食べてる感覚です。正直微妙でした。
お腹を満たし街中をふらふらしていると、アジア特有の呼び込みが。
「ニセモノノトケイアルヨ」
時計は要らないというと、今度は
「ミャンマーノオンナカワイイ」
それも要らないというと、さらに
「ハッパドウ?」
暇つぶしにおじさんにマッサージ屋に連れていってもらいました。
店の前に着いてチップを渡そうとすると、なんとおじさんも店の中に。そして通されたのは二人部屋!笑
アジアはほとんど行きましたが、マッサージを奢らせようとする人は初めてでした。
ここで拒否してもよかったのですが、おじさんをギャフンと言わせるために敢えておじさんに言われるがままマッサージを受けることに。
2時間コースの1時間くらい経過し、だんだん眠気が襲ってくるころにおじさんにビールをすすめると、しばらくして隣からいびきが。笑
おじさんを起こさないようにこっそり出てきました!笑 日本人を舐めてはいかんよ!
マッサージ後は特にすることもなく、最近ミャンマーに進出したケンタッキーに行くことに。ミャンマーのケンタッキーには日本にはないオリジナルメニューがあります。
それはカレー!
ご飯+カレー+チキンという完璧な組み合わせ。これで300円くらいなので、是非お勧めです!
昼ごはんを食べ終わると、スコールが襲来したので、近くのジャンクションシティというショッピングモールに避難。
夜には深夜バスでバガンに向かうため、フードコートでビールを飲みながら時間を潰しました。
夜行バスに乗る前に腹ごしらえをして、いざタクシーにてバスターミナルに向かいます。長距離バスのターミナルはヤンゴン市内からタクシーで1時間ほどかかり、渋滞に巻き込まれると最悪バスを逃すこともあるので、早めに移動しました。
ミャンマー国内の長距離バス会社は何社かあるみたいですが、今回はJJという会社を使用しました。HP上から予約可能で、クレジットで支払できるので便利です。
約10時間程度バスに揺られ、バガンのターミナルに到着です。
夜明け前だったため、タクシーのお兄さんにサンライズスポットに案内してもらいました。
バガン遺跡は、まだ世界遺産に登録されていないため、遺跡に登ることができます。
この日含めて3日サンライズを観ましたが、この日が一番綺麗でした。
サンライズを観たあとで、ホテルに荷物を置いて、e-bikeという電動バイクをレンタルして遺跡内を周りました。
バガンはニャンウー、ニューバガン、オールドバガンに分かれており、ニャンウーに宿泊して、ニャンウーとオールドバガンにある遺跡を巡るのが一般的です。ニューバガンには、ホテルやレストランもあるのですが、長期滞在の人がゆっくり過ごすような感じでした。ニャンウー~オールドバガン、オールドバガン~ニューバガンとも5km程度なので、自転車ではなくe-bikeが絶対にお勧めです。朝から夜まで乗っててもバッテリーが切れることはありませんでした。
e-bikeを借りて、近くのパン屋で買った朝食。最高に美味しくなかったです。笑
バガンには数千も遺跡があるため、名前がついている遺跡はごく一部です。
ちなみに写真の遺跡には名前がついていましたが、忘れました。
世界遺産登録されていないため、遺跡の内部にも自由に入ることが出来ます。
メインストリート以外は基本的に未舗装のでこぼこ道を進むことになるので、e-bikeの運転には多少慣れが必要かもしれません。
どことなく西洋な感じもする美しい寺院でした。
奥に見えるのが、バガンで一番高いタビニュ寺院です。
寺院にいたこの女の子に、タナカという日焼け止めを塗ってもらいました。
その後、近くのレストランでビュッフェ形式の伝統的なミャンマーの食事を食べました。
相変わらずの油の量でしたが、味はとても美味しかったのでお勧めです!これで600円くらいでした。
本日の最後は、バガンの最も有名な夕日スポットのシュエサンドーパゴダに向かって夕日を待ちました。
サンセット2時間前には場所とりが始まるため、良い場所で鑑賞したい場合は早めに行くことをお勧めします。
ちなみにこの日は雲に隠れて、綺麗な夕日は観られませんでした。
ホテルの近くのレストランで晩酌
軒先で焼いてるBBQを適当に注文しましたが、どれも美味しかったです!
この日はこのままホテルに戻って終了。翌日もe-bikeでバガン遺跡を駆け回ります。