今年のGWに社会人であることを放棄するかの如く、長期休暇で台湾を旅行した記録の第2弾。
第1弾台北編はこちら。
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今回は、ジブリ映画の千と千尋の神隠しのモデルとなった九份編です。5年前に行った時には日帰りでしたが、今回は1泊して夜の九份を撮影します!
九份へ行く方法は何通りかありますが、ツアー以外で行く方法としてはバスか台鉄で行くのが一般的です。簡単ですが、2つの方法を紹介します。
①バスで行く方法
1.MRTに乗り忠孝復興駅で下車
2.1番出口から地上に出て、復興南路一段を北上
3.1062と書いてあるバス停から乗車(下の地図の場所)
1062のバスに乗ると九份まで乗り換えなしで行けます。所要は1時間半程で料金は100元程度です。
②鉄道で行く方法
1.台北駅から基隆方面行きの電車で瑞芳駅まで行く(所要時間50分)
2.瑞芳駅からタクシーもしくは瑞芳駅前から1062のバス停からバスで九份に向かう
①と②ですが、おすすめは①のバスで行く方法です。その理由として乗り換えがないことです。②の鉄道で行く方法の中で、九份最寄の瑞芳駅からバスで向かう場合、乗るバスは①のバスと同じバスです。なので、土日や混雑時で台北から多くの人が乗車した場合、瑞芳駅でバスに乗れない可能性があります。所要時間や値段に違いはないので、バスで行くほうがいいと思います。台鉄名物の駅弁を食べながら鉄道の旅がいいという方は、帰りに②の方法を使用するのがおすすめです!
前回は鉄道で行ったので、今回はバスで行きました。到着は昼過ぎでしたが、雨にもかかわらず多くの人で賑わっていました。ゲストハウスに荷物を置いて、早速撮影スポットに向かいます。
日本で最も有名な、千と千尋の神隠しのモデルとなった阿妹茶樓付近は通行も難しいくらいでした。日没までの2時間程度ここで待ちました!写真を撮るためとはいえ、相変わらずクレイジーです。
ここは、阿妹茶樓の向かいにあるお茶屋さんに向かう道の途中で、カメラを持った人がひっきりなしに訪れるので、三脚が使用できないため手ブレとの戦いです!向かいのお茶屋さんの外のテラス席が特等席ですが、予約がいっぱいで入れませんでした。
九份は日帰りで来る観光客が多いため、日没後は人がいなくなり待望の撮影タイムが始まります!
阿妹茶樓の向かいのお茶屋さんのオーナーさんと意気投合して、特別に撮らせていただきました!広島カープを知っているなんてすごいぞおじさん!!
写真撮影に満足すると、次は晩御飯です!
九份は日没とともに人通りが閑散とするため、お店も早めに閉まるところが多いので注意が必要です。
お店の名前は忘れましたが、写真の一番左の魚丸湯+乾冬粉+豆干包を食べました。
突き箸で非常に見苦しい写真ですが、これしか写真が無かったので載せます。左が乾冬粉で麻婆春雨のような味で、右が魚丸湯で魚のすり身団子のスープです。
こちらは豆干包で、厚揚げの中に味付けした具が入っています。九份で食べたご飯の中で一番おいしかったです!
この日はこれにて終了!ゲストハウスに帰り、同じ部屋の中国人としょうもない話をしながら酒を飲みました。一緒になった中国人が日本語を少し話すことに衝撃でした!これはうかうかしてられんと思い、次回の訪問までに中国語を勉強しようと決意した夜でした。
翌日は九份の街並みを撮影です。
魚丸湯の団子を一生懸命作ってます。本当においしいので是非ご賞味あれ!
これは日本の宝くじのようなもので、袋の中に番号が入った紙が入っておりその番号によって景品や賞金が貰えます。一回10元だったのでやってみましたが、見事に外れました!笑
阿妹茶樓には千と千尋の神隠しのモデルですという看板があります。これ前回あったかな?
豚肉のソーセージは1本40元。焼きあがる間に生のにんにくの皮を剥いて、にんにくをかじりながらソーセージを食べるスタイルです。これもめっちゃおいしいです!
とてつもない暑さと禁断症状のせいで、昼間からイカフライを片手にビールを。
九份の入口にはファミマとセブンがあるので、なんでも買えます。
せっかく九份まで来てそのまま帰るのはもったいないので、バスで基隆に向かいます。九份から基隆行きのバスが出ているので簡単です。基隆は5年前にも行ったところで、海に面した港町です。
基隆駅から徒歩10分くらいで、基隆廟口夜市の入口に到着です。早速3時のおやつタイムです!今回は天一香肉羹順で魯肉飯と肉焿を食べました!
左が魯肉飯、右が肉焿(肉団子入りスープ)で上にのってるパクチーが良いアクセントになって最高です!
歩く幅もないようなところを颯爽と原付で通り抜けていくおっさん。
やたら豪華な台湾の寺院。
台湾人はかなり信心深く、日常の中で寺院に行くようです。
台鉄基隆駅に戻る途中に、今回わざわざ基隆に立ち寄る目的となったパイナップルケーキの名店「李鵠餅店」に向かいます。
数あるパイナップルケーキのお店の中でも老舗の名店で、訪れた時も10人くらいの人が買い求めていました。ここのパイナップルケーキはお土産用のものみたいな綺麗な箱に入っているわけではなく、個別に包装したものがプラスチックの容器に入っているので、身内とか気取らない相手に贈るのが良いかもしれません。今回は妹のおお土産として購入しました。
基隆駅から台鉄に乗って台北駅まで戻り、それから台北101の夜景を撮りに向かいます。台北101には高速エレベーターに乗って高層階から台北市街を一望できますが、今回はあえて台北101を外から撮るために、別の場所に向かいます。
MRT象山駅を降りて、南に面している中強公園を南下していき、高層マンションとぶつかったところで左折すると象山遊歩道の入口が見えます。詳細な場所は下の地図のとおりです。
この遊歩道入口から歩いて20分程度で、展望台に到着します。夜に行く場合は、懐中電灯や虫よけスプレーを持参した方がいいです。地元のカップルがいっぱいいるし、一本道なので迷うことはないと思います。
周りがいちゃいちゃしている中、アラサー日本人が必死に撮影している姿はさぞ滑稽に写ったでしょう。笑 でも綺麗な写真が撮れて大満足でした!
これにてこの日は終了。この後ゲストハウスでビール片手に語り合い、超高級温泉に行った人の話や海外で音楽しながら暮らしている人の話を聞いて、寝たのは午前3時でした。明日は台湾の南端の高雄に向かいます。