ここ数年,転勤などライフスタイルの変化によってカメラを持って出かけることが少なくなりました。
デジタルカメラでさえ,年1,2度の海外旅行だけという始末。
フィルムカメラはなおさらです。
カメラ道具を整理していたところ,未現像のフィルムを5本見つけました。
内訳は
せっかくなので,お出かけついでに自由が丘のポパイカメラさんで現像と電子データ化をしてきました。
お値段は現像と電子データで約7,000円程度。やはりお金のかかる趣味です。
撮影時期も場所もバラバラですが,今回現像した写真の一部を紹介します。
Kodak Ektar 100
東後畑棚田は,山口県長門市にある棚田で,田植え前の水田とイカ釣り漁の灯りが美しい棚田です。車でしか行くことが出来ない場所ですが,かなりのカメラマンで賑わっていました。
超有名な姫路城。天守が現存する12城の一つで,世界遺産です。ちょうど平成の大修理が終わった直後で,美しい白い天守を観ることができました。
貴船神社,伊根の舟屋,天橋立はいずれも京都の観光地です。伊根の舟屋はあまり知られていないかもしれませんが,家屋の1階部分が舟を係留する構造になっている珍しい建物です。天橋立から近いので併せて行くのがお勧めです。
これらの3枚は全く記憶にありません。たぶん京都かと。
佛通寺は広島県三原市にあるお寺で,ライトアップも行われる紅葉の名所です。
FUJIFILM NATURA 1600
静岡県にあるエメラルドグリーンの湖面にかかる吊り橋が有名な寸又峡。
行く難易度が最強クラスですが,条件が整えば美しいエメラルドグリーンの湖面を観ることができます。
やはりEktarは粒子が細かく,色も鮮やかに出ています。ISO100のフィルムではEktar一択かなと思います。
NATURAは実際の色に近い写りで,優しい感じの仕上がりに感じます。
NATURAはISO1600ですが,ISO400~1600程度なら使用できるので,その日のコンディションに応じてISOを変更できることがメリットだと思います。
コロナの流行でなかなか旅行が難しい状況ではありますが,お出かけの際にはフィルムカメラを持ち出して撮影してみようと思います。