昨年フィルムカメラを始めた。理由はフィルムカメラで写真が撮りたくなったから。
もともとデジタル一眼レフは持っていたが、少しマンネリのようなものを感じていた。
rawで撮ってlightroomで現像して、いじりまくって元の写真とは別物になる。
自分もやってるし、これらを否定するわけではないが、こんなことをしているとすごく疲れる。
それに写真を撮りにいっても、「適当にとっても後でlightroomでいじればいいや」という思いが湧いてきて、なんかきちんと写真を撮っていないのではないかと感じた。
そこで、撮影後にいじれない出たとこ勝負のフィルムカメラを購入することにした。
愛機
Nikon F100 NikonF3 HP
一番最初に購入したのが、Nikon F100。F5ジュニアとして知られ、フィルムカメラながらオートフォーカスが使える優れもの。フィルム巻き上げ等ほとんど自動で、デジタル一眼レフと操作性はほとんど変わらない。
デザインが最高に格好良くてF100と最後まで悩んだF3は、結局その数か月後に購入。
F100でフィルムカメラをスタートしたわけだが、のめりこんだのはF3で写真を撮るようになってから。
フィルムを手で巻き上げて準備をして、マニュアルフォーカスレンズのピントを合わせる。シャッターを切ると、心地よいシャッター音が響く。
4月からフィルムがさらに値上がりして、フィルム愛好家には厳しい状況だが、これからも愛機と共に旅にでよう。